スマイルハウスの
家づくりのこだわり

地震や火災に強い
2×4(ツーバイフォー)住宅

2×4(ツーバイフォー)
とは?

床や壁などの「面」で支える「面構造」
ツーバイフォー工法の大きな特徴は、床や壁などの「面」で建物を支える「面構造」であることです。
従来の住宅のほとんどは、柱と梁、つまり点と点で接合される構造でした。ですから、大きな地震が発生した際に、点と点の接合部分に大きな力が掛かるので家屋の倒壊が危惧され、過去には地震による多くの被害が発生してしまいました。
2×4住宅は面と面で結合し、構造自体が六面体の箱の形を形成するので非常に強固な住宅になります。

メリット1 : 耐震性

ツーバイフォー工法は、剛性の高い床版や壁版などを組んでできる強固な六面体構造の住宅をつくります。この六面体構造は、地震で発生する縦揺れ・横揺れなどの外力を建物全体で受け止め、荷重を全体に分散させることでねじれや変形を抑え、建物の全半壊を防ぎます。

ツーバイフォー工法

在来鉄骨軸組工法

ツーバイフォー住宅と在来鉄骨軸組工法による住宅に、それぞれの建物の重さに比例した力を加えて、その伝わり方を比較したものです。色が黄・赤に近いほど負荷が大きいことを示します。
写真提供:大成建設株式会社 住宅事業本部(現 大成建設ハウジング株式会社)

東日本大震災でも被害なし、
居住に支障なしが98%

被害程度強震変形地盤崩壊液状化類焼他合計
全壊0棟6棟0棟1棟7棟
半壊2棟33棟34棟0棟69棟
一部損壊319棟61棟16棟17棟413棟
小計321棟100棟50棟18棟489棟
多少の被害有り及び被害無し19,633
合計20,122

(津波を除く)

メリット2 : 耐火性

ツーバイフォー工法は、通常、各部屋の壁や天井の内側全面に厚さ12.5mm以上の石膏ボードを貼ります。石膏ボードの中には約21%の結晶水が含まれていて、炎があたると熱分解を起こし、約20分間水蒸気を発散し続けます。これにより、火災が発生しても天井裏や壁の内部の温度が上昇しにくく、構造材が着火点(約260℃)に達するまでの時間を大きく遅らせることができます。
さらに、ツーバイフォー工法は、火の通り道となる壁や床において枠組材などがファイヤーストップ材となり、空気の流れを遮断することで火の燃え広がりを防止します。

ファイヤーストップ構造。ツーバイフォー工法は、枠組材などの構造材が日の通り道を塞ぐ、独特のファイヤースットプ構造です(画像提供・日本ツーバイフォー建築協会)

省令準耐火構造

木造なのに住宅金融公庫の「省令準耐火構造」に該当。鉄筋コンクリート住宅と同様の融資が受けられ、火災保険も安いのです。

省令準耐火構造

もらい火にも強い

隣家で火災が発生した場合、外壁の表面温度は800℃以上にも達するといわれますが、2×4住宅は持ち前の優れた耐火性で類焼を防ぎます。

火災からの距離と温度。出火元から1.5m 約1,000℃。出火元から1.5m~5.5m 約830℃。出火元から5.5m~ 約550℃。参考資料:「日本火災学会便覧」

メリット3 : 気密性

ツーバイフォー住宅の外壁は、枠組材に構造用面材を貼った大壁構造のために、枠組材の間に空気層をつくります。
また、断熱材はその空気層に充填するため施工も容易です。構造体自体を断熱化し易く、気密施工も容易なために建物自体がもともと優れた断熱性・気密性を兼ね備えています。

家の断熱構造とする部分 図

魔法瓶のような断熱効果

ツーバイフォー工法の特徴である床版・壁を組み立てる方式のため、気密性を確保しやすい工法となっています。

3世代が安心して暮らせる家

外壁室内側のせっこうボードの下側に全面に住宅用プラスチック系防湿フィルムなどを貼ることで、相当隙間面積(C値)を少なくでき、湿気による壁内結露などを防ぐことが出来ます。

気密施工例(室内側防湿気密フィルム)

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